微小カプセルでがん細胞だけ狙い撃ち・・・治療に道

記事要約

がん細胞だけを狙い撃ちして治療する微小カプセルを開発し、マウスの実験で効果を確認したと、東京大の片岡一則教授らの研究チームが発表した。
正常な組織をほとんど傷つけることなく、がんを治療できる可能性があるという。カプセルの直径は約5.5ナノメートルで、中にガドリニウムという元素が入っている。ガドリニウムは、中性子線が当たると放射線を出し、近くのがん細胞を殺す効果がある。カプセルは血管からがん細胞に集まる性質を持たせた。

疑問

カプセルを体内に入れた後にどうやって中性子線を当てるのだろうか。また、カプセルの大きさは的確なのだろうか。

考え・主張

マウスの体の大きさなら、このサイズのカプセルの大きさでも問題ないのだと思う。人間に対して使うことになるのであれば、サイズをもう少し大きくするべきだと思う。また、体内に入ってから、どのようにして、がん細胞の近くまで運び、中性子線を当てるのかについての説明が不十分に思える。

その他

特になし。